【ポケモン】ユレイドル入砂パat冠環境

冠の雪原配信開始されましたね! 早速ランクマッチ環境が準伝ポケと600族が我が物顔で闊歩する地獄とかしているわけですが。
なにも追加されたのは600族や準伝ポケだけではありません! 追加されましたよね、あのポケモンが!!!
そう、ユレイドルです!!!!
ということで、ユレイドルPTで無事マスターランクへ到達できましたので、今回は剣盾環境でのユレイドルの検討と、パーティ検討していきます。

ユレイドル検討

ステータス

ホウエンの化石ポケモンとして登場した、岩/草の複合タイプを持つ唯一の種族。
見た目のキュート差もあり、私のお気に入りポケモンとなっております。
そんなユレイドルのステータスがこちら。

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 特性
ユレイドル 86 81 97 81 107 43 きゅうばん
よびみず(夢)
ナットレイ 74 94 131 54 116 20 てつのトゲ
きけんよち(夢)
ウツロイド 109 53 47 127 131 103 ビーストブースト

競合対象となりそうなポケモンとして、同じ草タイプで耐久型運用されることの多いナットレイ、そして岩タイプの特殊アタッカーとして運用されるウツロイド種族値を併記しておきました。
全体的に丸いパラメータ配分で、耐久寄りの種族値をしています。ナットレイよりD種族値は低いですがHPがナットレイと比較して高いので、特殊耐久指数はナットレイを上回っています。物理耐久も比較的高い部類ではありますが、ナットレイと比較するとどうしても見劣りはします。ただしそれはあくまで砂が撒かれていない状態の話で、砂嵐下のユレイドルは特殊耐久において無類の強さを誇ります。具体例を出すと、無補正H252振りで特化ジバコのラスターカノン確2、正確補正ありD92振りで確3。特化メガネジバコのラスカもH252で確定耐えします。弱点でこれなので、等倍特殊技なら大抵確3程度に抑えられます。耐久型運用としては、今作でやどりぎを新規習得したので是非採用したいところですが、毒々が没収されてしまったのでやどまも戦法ではナットレイに分がありそうです。たくわえるやど忘れ(バリアーは技が消えた)などの耐久を上げる積み技と、ナットレイにない自己再生を覚えるので、要塞型での採用がよいかもしれません。
攻撃面に関しては、正直物足りない数値です。ユレイドルというと特殊攻撃のイメージがありますが、実は攻撃と特攻は同値だったりします。というか攻撃技の威力自体は物理のほうが優秀です。そして実は剣舞も覚えるので積むチャンスさえあれば突破性能はそこそこ高かったり。素早さがだいぶ低いのでそこだけサポートしてあげればそこそこ活躍はできる性能はあると思います。単体での安定した役割遂行力ではウツロイドが勝るので、PTの補完役ではなく主軸として採用できればよいかと。

岩/草の複合タイプですが、弱点がそれぞれ5つと最多である草タイプと岩タイプが奇跡的に相性補完しあった結果、弱点4タイプまで抑えきれたという素晴らしい組み合わせになっています。それと引き換えに、耐性はほぼほぼ失われ、電気とノーマルの2タイプのみという少し残念な結果に。半減範囲が狭すぎるため、使ってみると数値より耐久が脆く感じることもしばしば。以前は氷と闘だけケアしておけばよかったんですが、フェアリータイプの登場により鋼技の需要が増えたのも若干向かい風ではあります。ただし4倍弱点がないというのは耐久型ポケモンとしてはとても偉く、また、弱点保険をもたせたアタッカー運用もしやすいというメリットがあります。逆に呼ぶ技を読みにくいというデメリットも生まれてしまいますが。


通常特性は相手の交換技を無効にするきゅうばん、夢特性は水技を無効にして特攻を1段階上昇させるよびみずの2つがあります。一応どちらも使用用途はありますが、今の環境では間違いなくよびみずのほうが使いやすいかと思います。
理由としては、まずそもそもよびみずという特性が非常に優秀である点。ユレイドルが特殊型のイメージが強いのは十中八九この特性のせいで、相手の水技に対して繰り出すことで火力を上げつつ無償降臨ができるというのは非常に優秀です。C特化1段階上昇ユレイドルの特攻は特化ウツロイドにも勝ります。水タイプに対して強いというのはナットレイにも言えることですが、タイプ相性関係なしに轢き殺していく鉢巻エラがみウオノラゴンを止めることができるのはナットレイには出来ない芸当です。
第2の理由として、きゅうばんが活躍する環境でないということです。ほえるやふきとばしを採用しているポケモンが環境に少ないこと(いてもカバルドンくらいで、カバルドンの物理火力を考えると打ち合いは不利)、水ウーラオスの水流連打の存在(必ず急所のため物理耐久を上げることが無意味)により、要塞型でもよびみずを採用するほうが有効である場面が多いということですね。

覚える技

新規習得の目玉はメテオビーム、やどりぎ、ウィップあたりかな?
逆に没収されたのが痛手なのはどくどく、まとわりつく。特にどくどくがつらい。

物理技

  • パワーウィップ
    新規習得したタイプ一致草物理高火力技。その代わり命中不安定。
  • ストーンエッジ
    命中不安の一致岩物理技。急所にあたるという追加効果は本当にあるのか?
    ダイロックにしてしまえば命中安定高火力+砂撒きになるのでとてもつよい。
  • じしん
    命中安定、相性補完に優れる強技。ナットレイに大きく勝る点。
    ダイアースでただでさえ硬いDがさらに硬くなる。
  • タネばくだん
    命中安定の一致草物理技。そもそもの数値が高くないので低威力技は採用しにくい。
  • がんせきふうじ
    S下降できるのは偉いが元のSが低いので優先度は低め。一応S無振りでも一段階下降無振り70族は抜ける
  • いわなだれ
    命中も安定しないし威力も低いし、Sが遅いので怯みも期待できない。ユレイドルで採用する理由は限りなく薄い。
  • じならし
    地面技を採用したいならじしん、S下降したいならがんぷうがあるので採用理由なし。

特殊技

  • メテオビーム
    新規習得の教え技。C1段階上昇させながらチャージして、高火力技を打てる。実は命中不安。パワフルハーブと一緒に。
  • ギガドレイン
    一致特殊吸収技。高い耐久と共に行動回数が増えることに期待して採用。
  • エナジーボール
    安定火力の一致特殊技。ギガドレより火力がある。ダイソウゲンの威力は変わらないのでギガドレと選択。D下降の追加効果があるのも優秀だが、確率が信用ならない。
  • ヘドロウェーブ
    毒の安定火力。ダイアシッドにしてCを上昇させるのが強み。
  • ヘドロばくだん
    ウェーブより若干火力は落ちるものの、毒の付与確率が高い。
    どくどくを没収されたユレイドルが相手をどくにできる可能性がある技なので、やどりぎを採用する場合はウェーブより優先度が高い。
  • ミラーコート
    ジバコイルミロカロスラプラスに強く出れるようになれるだけでなく、ダイサイコにすることで普通のエスパー特殊技としても運用できる。
  • だいちのちから
    特殊地面技。相性補完に優れ、エナボ同様D下降の可能性がある。
  • げんしのちから
    かつては唯一覚える岩の特殊技だった。足りないステータスを補強できる可能性がある。
  • ソーラービーム
    メテオビームとパワフルハーブを共有できるので一応採用のチャンスはある。逆にパワフルハーブを食い合うので安定性はとても落ちる。
  • マッドショット
    謎に新規習得した地面技。S下降がとても重要だと思うなら。

補助技

  • やどりぎのタネ
    新規習得の目玉技。砂嵐と組み合わせて特防の高さに物言わせながら定数ダメージでゴリゴリ削っていけるように。
  • じこさいせい
    耐久型でつくる場合はナットレイとの差別化のために是非入れたい技。
  • まもる
    砂、やどりぎと相性のいい技。ダイマックスに対してもつよい。
  • つるぎのまい
    物理アタッカー運用する場合に。一応無補正無振りでもA2段階上昇ウィップでB特化レヒレを乱数、ダイソウゲンにすれば確1を取れます。
  • ドわすれ
    ただでさえ硬い特殊耐久をさらに上げる。砂を使わない場合に。
  • たくわえる
    BDを上昇させる積み技。たくわえるを採用する場合でも回復技はのみこむではなく再生を選んだほうがよさそう。

型検討

せっかく新規習得したっていうのと、エフェクトが好きだというところでメテオビームを使いたいところ。なので基本的に特殊アタッカーとして運用していきたいですね。メテオビーム採用なので持ち物はパワフルハーブで確定。火力不足になることが目に見えているのでひかえめHCベースにするのがよさそうです。
採用する技については、まずメテオビームは確定。ウツロイドとの差別化のため、ギガドレorだいちは採用したいところ。タイプ一致かつ水タイプに対して強くでれることを活かすためにギガドレを採用したいですね。草と岩の両タイプで通りの悪い草タイプに対して強くでれ、かつダイアシッドでC上昇が見込めるよう、毒技も採用していきたいですね。自身で砂を撒きながらCをあげられるということでダイマックス適正が高い型になりそうです。なのでダイマックス中は通常攻撃技として使え、本来有利でない対面を無理やり持っていける可能性のあるミラーコートを採用することにしました。
パーティ構成ですが、ウツロイドに差をつけるべく、パーティ単位で水を受けることに価値のあるパーティにしてあげるとユレイドルが動きやすそうです。というと、砂パ構築にしてあげると水受けの役割と耐久両面でユレイドルの活躍できる土壌が整いそうですね。

完成したパーティ

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特殊ATユレイドル

持ち物 パワフルハーブ
特性 よびみず
性格 ひかえめ
実数値 191(236)-x-117-146(252)-130(20)-63
技構成 ギガドレイン メテオビーム ヘドロウェーブ ミラーコート

メインの特殊ATかつ、砂パにおける水受け枠。見せあいの時点で相手の水タイプポケモンの選出を絞らせつつ、砂下で相手の特殊ATに後出ししつつ、パワフルハーブメテオビームでCをあげつつ殴っていく型です。
ダイマックスをこのポケモンに切ることがかなりありました。選出時で体感6割。選出率は4割程度だったかなという印象です。一発メテオビームで負荷をかけつつ、ダイマックスして砂を撒き、高耐久で1.5匹程度削って、後ろで詰めていくというのがこのパーティの勝ちパターンです。ダイアシッドまで撃てれば3タテも見えてくるようなポケモンでした。
思ったより環境に水ポケ、特にミトムが全然いなく、選出チャンス自体はそこまで多くはなかったですが、環境に多いレヒレ、サンダーに対して後出しから狩っていける点から、そこまで環境から外れているわけでもなさそうです。ひかえめ珠サンダーなどにはダイマックスしてもダイジェット2回を受けきれないので、ある程度特防に振って耐久調整して必ず有利に立てるような対面を増やしてあげるともっと活躍の幅が広がるかもしれないですね。その他レジエレキ、ガラルファイヤーあたりにはだいぶ有利が取れます。ミラコもあるのでドラン、クレセにもワンチャン通していけますが、あまり突っ張りたくない対面ではあります。

サポートバンギラス

持ち物 オボンのみ
特性 すなおこし
性格 ようき
実数値 207(252)-155(4)-130-x-120-124(252)
技構成 がんせきふうじ かみくだく でんじは ステルスロック

砂パの砂起動枠。
すなおこしの特性を持つのはバンギ、カバ、ギガイアスの3種族です。それぞれステロを撒けるという点は共通ですが、でんじはを覚えるのがバンギのみであること、すばやさが他2種族よりも高い点でバンギラスを採用しています。すばやさを活かしたいので最速にしています。ニョロトノに下を取られて天候を書き換えられる可能性があるのがリスクですかね。環境にニョロトノいないけど。
基本的にはでんじはから入ってステロまで撒けば仕事終了です。あとは都度クッションとしてバンギを挟むことで砂の状況を維持できるように立ち回るようにすれば、相手を定数ダメージで削りつつ後ろのポケモンで超えていけるようになります。
完全にサポート型なので、特に対面でこのポケモンに強いというのはないですが、マンダ、ゴヨンあたりにはちゃんと仕事をしやすいかなという印象で、レヒレカバガブナットあたりを呼びやすい感じはありました。カバガブナットあたりはカグヤで受けられ、レヒレにはユレイドルが強いので構築としてのバンギラスの相性はかなりいいのではないかと。

ガブリアス

持ち物 ひかりのこな
特性 すながくれ
性格 ようき
実数値 183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)
技構成 じしん げきりん みがわり つるぎのまい

古き良き、砂パエースといえばこれ!という形のトラディショナル砂ガブです。現環境最強のガブリアスの型がこの型であるという自信は全くありませんが、せっかくガブリアスが環境に参戦したということで初心に帰る意味も込めて採用しました。
すながくれで0.8、ひかりのこなで0.9、麻痺の行動不能で0.75、合わせて46%の確率で相手から攻撃を受けなくなるので、このチャンスを作るためにみがわりを投げて、みがわりを残した状態でターンを迎えられたらつるぎのまいを積んで全抜きを狙いに行く型になります。ちなみにすながくれ+ひかりのこな状態でみがわりを4回貼るまでに一度でも攻撃が外れる確率は73%、麻痺まで考慮すれば92%まで上がります。こう聞くと全然分の悪い勝負ではないと感じませんか?
相手の上からみがわりが打てるというのが重要であるので、最速確定です。現環境ではめざパがないので、めざ氷耐えのような耐久調整の目標となるような技の威力の技が環境に存在しなくなったのでAS最速ベースでいいかなと思います。残り4は防御か特防に回します。HPの個体値が30-31であればH無振りで4n-1になるので、絶対砂ガブにさせるための数値ですよね。
現環境における砂ガブですが、実は環境に全く即していないというわけではなく、現環境であることの強みもあります。一つはダイロックによって砂嵐が撒けるようになったということ。これはユレイドルにも共通することですが、砂による恩恵を強く受けるポケモンがターンを無駄にせず殴りながら砂を撒けるというのは非常に強力です。今回はみがわりとつるぎのまいを採用する関係で岩技を採用出来ませんでしたが、タスキやヤチェをもたせる場合はみがわりの枠にいわなだれを入れてあげるとよさげです。もう一つは、ダイマックスターンをみがわりで消費できるという点です。ガブリアスの特徴でもある素早さ種族値102を最大限活用して、上からみがわりを貼り続けることでダイマックスターンをいなすことができます。
逆に現環境においてガブリアスに対して向かい風となる要素も複数あります。ひとつはダイマックス技が必中であること。砂ガブというコンセプトを端から否定してきます。ここは前述のみがわりによるターン消化を有効活用していきたいです。もうひとつはダイジェットの存在です。元の素早さは高いものの、ダイジェットによって素早さを逆転されることが多く、旧世代ほど素早さを強みとして押し付けることができなくなっている印象です。これについてはスケイルショットを採用することでこちらも素早さをあげながら打ち合うことも可能ですが、その間はダイマックスできず、スケイルショット自体火力が安定しないというのもあるので、ダイジェット組と撃ち合えるかというとだいぶ怪しいです。そして、一番大きいのがガブリアスが不利となるポケモンが環境に多すぎるという点です。これがマジでひどくて、使用率上位30位以内にガブが不利である対面がエスバランドレヒレミミサンダーポリ2カグヤフェロクレセナットと実に10匹も存在します。明確に不利になるのがこれというだけで、ドラパもダイマックスしないと若干あやしくなりますし、マンダカイリューも撃ち合えるかというとだいぶあやしくなります。ゴリラのグラスフィールドも実に痛手です。逆に有利なのはウツロイドグロスバンギあたりですかね。めざ氷がなくなったのでミトムとは撃ち合えるようになったかもしれません。
上記の不利対面の多さから選出率は1割程度となっていました。ハマれば強いのは言わずもがななので、サポートと耐久調整によって有利に出れる対面を増やして上げることが選出率をあげ、活躍させる機会を増やす手段なのかなと。

スカーフシンボラー

持ち物 こだわりスカーフ
特性 マジックガード
性格 ひかえめ
実数値 151(28)-x-100-170(252)-100-146(228)
技構成 サイコキネシス エアスラッシュ れいとうビーム ねっぷう

砂パに対して通りやすい地面と格闘の一貫を切りつつ、上から奇襲気味に広範囲で殴る特殊アタッカーシンボラーです。同タイプのネイティオには種族値で勝り、ガラルフリーザーには技範囲で勝ります。この技範囲というのが優秀で、ダイマックス時威力130以上で打てる特殊技が飛行、エスパー、炎、氷、草(ソラビ、エナボ)、ゴースト(シャドボ)、悪(悪波)、鋼(ラスカ)、フェアリー(マジシャ)と9タイプもあります。パーティの足りない部分を補える技を適宜採用できる器用な枠としての活躍を期待して採用しました。ただサイキネを打つ相手がほとんどいなかったので、草かゴーストにしたほうがより柔軟に活躍できるように思いました。
もともとそこそこの素早さがあるシンボラーをなぜスカーフで運用するかというと、私のパーティが全体として鈍足気味なので足の速いポケモンが欲しかったことと、シンボラー自体がそこまで火力のあるポケモンではないので特攻に補正をかけたかったという点があります。耐久もさして高いわけではないので行動回数の増加も見逃せないメリットです。もし他に足の速いポケモンがパーティにいるのであれば臆病最速にして、いのちのたまを持たせ、自傷ダメージをマジックガードで踏み倒しつつ火力を担保し打ち分けもできるという立ち回りもできます。また、いろめがねにすれば飛行、エスパーのどちらも半減以下で受けられるポケモンがいなくなるのでダイジェット、ダイサイコでの突破力があがります。
基本的にはスカーフで上から殴る役割ですが、ダイジェットをタイプ一致で打てるのでダイマックス適正もそこそこ高いです。技範囲も広いので突破力もあります。ダイマックスしても耐久がそこまで信用できるレベルではないので過信は禁物ですが。
選出率はだいたい3割程度でした。炎と氷を打てるダイジェッターというだけで採用しやすかったです。逆に地面や格闘技を受けるような機会はほとんどなかったので、砂パの特殊アタッカー感はそこまでつよくなかったかもしれません。いちおうマジックガードで砂ダメを受けないっていうメリットはあったんですけどね。

物理受けテッカグヤ

持ち物 たべのこし
特性 ビーストブースト
性格 のんき
実数値 203(244)-123(12)-170(252)-127-121-72
技構成 やどりぎのタネ まもる ヘビーボンバー かえんほうしゃ

使ってみたかったというだけの採用枠です。SM/USUMでは対戦環境に潜っていなかったので、実質新規ポケモンぐらいの気持ちです。鋼統一パでの対戦経験がある程度には鋼タイプが好きなので、テッカグヤカミツルギツンデツンデは是非ともつかってみたかったという気持ちです。
テッカグヤは全体的に数値が高すぎるので基本的になにをさせても一定以上の成果を出せるので、なにをやらせるのかは非常に悩ましいところですね。今回はクッション性能を高めた受け性能の高い枠がパーティにほしいので、耐久に寄せていきたいですね。バンギ、ユレイドルがいるのである程度特殊に対しては強くでれそうなので、物理受けとして育てたいです。テッカグヤといえばやどりぎのタネみたいなイメージがあるので、やどりぎ+まもるは確定。体重を活かしたタイプ一致技、ヘビーボンバーも使いたいです。ヘビーボンバーが通りにくい鋼タイプ、特にやどりぎも通らないナットレイに通る炎技を採用したいです。HDナットに対する確定数が変わらないこと、耐久型なのでPPが多い方がいい局面がありそうなのでだいもんじよりかえんほうしゃを優先しました。
使用感ですが、はちゃめちゃに強いですねこいつ。HB特化したので物理にえらくつよいのはもちろんのこと、Hに振っただけで特殊にも相当硬いです。鋼飛行という優秀なタイプ、硬い種族値によるタイプ受けかつ数値受けができ、回復技こそないもののやどりぎ+まもる+残飯による回復によって砂+やどりぎの定数ダメージで詰めにいけるのは非常に強力でした。このパーティの勝率の土台を支えているのは間違いなくこのポケモンでした。選出率も体感6割を超えています。ほんとつよい。見た目も愛嬌あるし。

からやぶパルシェン

持ち物 きあいのタスキ
特性 スキルリンク
性格 いじっぱり
実数値 126(4)-161(252)-200-x-65-122(252)
技構成 つららばり ロックブラスト こおりのつぶて からをやぶる

砂に頼らないアタッカーの枠です。というのも、今の環境においてパルシェンってそこそこ刺さってると思うんですよ。今環境に多いランドロスカイリュー、おにび非搭載のミミッキュなどにめっぽう強く、からやぶさえ通してしまえばほとんどのポケモンを轢殺していけるほか、つぶても搭載しているので裏のシンボラーを通しやすくしていくことも可能です。
ちなみに、砂パと潰れるタスキの相性が悪いのではないか?という点ですが、悪いです。なので基本的にはバンギラスと一緒には選出しないこととなります。ただバンギ+カグヤ+パルというような選出であれば砂ターンを消費したあとでパルシェンを着地させられるので絶対同時選出しないというわけではありません。あと地味に最後っ屁としてダイロックで砂撒けるので後ろのユレイドルが動きやすくなるっていう相性の良さもあります。
選出率は体感4割程度でした。からやぶ通して3タテみたいな展開も多かったのでやはり強いですね。環境に即している。

総括

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ビギナー級からこのパーティで潜り始め、勝率8割をキープしてマスボ級まで上がれました。なにってテッカグヤがつよい。性能を盾にしてやりたいことをひたすら押し付けながら勝てるっていうのはいいことですね! 数値の高いポケモンの大量参入によってサイクル戦が多くなったのも、ポケモン対戦してるなーって感じがして最高ですね。
一番ポケモン対戦をしていたBW時代と比べると、やはり砂パの支配度は下がってますね。当たり前ですけど。でもかつての環境よりもユレイドルが活躍できる場面自体は多くなっており、楽しくプレイできました。ダイマックスしたユレイドルかわいい。
次のシーズンは砂パではないユレイドル入パーティと、クソゲーエクステンドっていうクソパーティと、スカーフニドキング主軸のパーティを検討中ですので、それのいずれかを使って潜ろうかな。