青春と音楽と時代のはなし

最近更新が滞ってるので、思ったことを書くやつをやろうという趣旨です。
ちなみに更新が滞っている背景として、冠解禁によるポケモン熱の増加とあいも変わらず弐寺をやっていることと、周りでのApexでの流行あたりが大きく関与してそうですね。MHWの金冠集めはちょっと休憩、FFCCEver17はやらなくちゃとは思ってるんですけどやる時間がない。ゼルダ無双の発売も控えてるのでそろそろ仕事を辞める時期かもしれない。

私、THE BLUE HEARTSがスキなんです。あの力強さと直球勝負な感じが。特に人にやさしくと、終わらない歌がお気に入りです。終わらない歌のイントロってすごいブルハ感あっていいですよね。
で、ここからが本題なんですけど。会社の人とかの多少年の離れた人とカラオケに行った際にTHE BLUE HEARTSの曲を歌ったりすると、「世代じゃなくない?」と言われることが少なくないんですよね。実際THE BLUE HEARTSって95年に解散していて、私の生まれが94年なので世代じゃないと言われればそうなんですよね。青春時代と言われる時代と活動時期は全くかぶってないんです。なんでこういうことが起こるんだろうな?って考えてみたっていう話が今回の話です。

まずひとつあるのは『青春時代に聴いた音楽の影響はとても大きい』ということだと思います。例えば私で言えば、中学生のころに聴いていたポルノグラフィティ、高校生のころに聴いていたハードコアテクノについては10年以上経つ今でもよく聴いています。これってよく言われる、音楽を聴いていた記憶と学生時代の楽しかった記憶が紐付いているから、その音楽を聴くこと自体が楽しいと感じるという話なんだと思います。アニソンとかが刺さりやすいのも大筋同じ話なんでしょうね。
こういう認識があるから、黄金時代とリリース時期が重なっていない音楽については「世代じゃない」という印象を持たれるんでしょうね。でもこれってちょっとおかしな話で、そのアーティストの活動時期と青春時代が重なっていない=青春時代にその音楽を聴いていないだと思いませんか? だって今でもレンタルCDショップには20年前に活躍していたアーティストのベスト・アルバムが普通に並んでますし、iTunes Storeで簡単にDLすることもできるじゃないですか。

そこでもうひとつあるのが、『音楽を聴く環境が日々アップデートされている』ということなのかなと。音楽の記録媒体も日々進化して、かつてレコードだったものがCDとなり、今はDL販売という形で遂に実体がなくなりました。特にレコード→CDの遷移が大きかったのかな? アナログデータからデジタルデータへの移行があったので。ここでの互換切りがあることで、昔の音楽を追えなくなったりしたんじゃないかなって。今はDL販売がシェアを持っているとはいえCDとの互換はありますし、過去の音楽もDL販売や定額配信サイトでの公開も多いので、互換切りっていうのは少なくとも現代においては起きないんじゃないかなと。将来的にはPCのシェアをスマホが奪って、CDの互換が切られるっていうことは起こるかもしれないですけどね。
なので、かつての時代として比較すると、過去の音楽にふれるハードルっていうのはどんどん低くなっているんじゃないかなと。もっと時代が進めば、米津玄師さんやあいみょんさんなんかの『この時代の』アーティストっていうのは出てくるけれども、『世代じゃない』アーティストっていうのはもしかしたらいなくなっていくのかもしれないですね。
いやぁ、いい時代だなぁ